「五葉山」の登山を徹底ガイド!難易度やおすすめルートは?見所も!

岩手県にある五葉山は難易度が低く初心者にもおすすめです。ルートがいくつかあり、自然を満喫しながら登れるのが魅力です。紅葉や季節の花など美しい景色に出会えるのも魅力です。五葉山の登山難易度や山小屋情報、おすすめルートや見どころについてもチェックしましょう。

「五葉山」の登山を徹底ガイド!難易度やおすすめルートは?見所も!のイメージ

目次

  1. 1岩手の五葉山とは
  2. 2五葉山の魅力は?
  3. 3おすすめ登山ルートは?
  4. 4五葉山には温泉がある!
  5. 5五葉山の詳細情報
  6. 6美しい花や貴重な原生林を楽しもう!

岩手の五葉山とは

五葉山は、岩手県の北上山地にある初心者でも登山できる難易度が低めの山で県立自然公園としても親しまれています。山小屋が改装されたばかりで過ごしやすくておすすめ。紅葉の時期は景色が美しく多くの人が訪れ、日本の古代ピラミッドともいわれています。そんな岩手の五葉山とはどんな山なのか見ていきましょう。

初心者が登山を楽しめる!

五葉山は初心者も登山を楽しめる山として人気です。釜石市、大船渡市、住田町の2市1町にまたがっている準平原地形の山で、もともと「御用山」と呼ばれていました。3時間ぐらいで登山できることから難易度が低く、初心者でも楽しんで登山できる山として人気です。

五葉山の魅力は?

続いて五葉山の魅力について見ていきましょう。五葉山の名前の由来や登山シーズン、豊かな自然があるからこそ楽しめる紅葉や珍しい植物がみられる県立自然公園の面についてもご紹介します。

五葉山の名前の由来

まずは五葉山の名前の由来についてご紹介します。五葉山は藩政時代には伊達藩直轄の山で、檜などの林産資源が非常に豊富で藩にとって重要な山でした。そういったことから「御用山」と呼ばれていました。後に御用山が五葉松になぞらえて五葉山と呼ばれるようになったそうです。

五葉山の山開きは?

五葉山の山開きは毎年4月29日に行われています。当日は朝8時半から安全祈願祭の神事が行われ、その後登山開始となります。この日は多くの人が訪れ、赤坂峠登山口の駐車場は満車になるほどです。

登山シーズンはいつ?

五葉山を登山するのに最適なシーズンは5月中頃から11月初旬です。冬は積雪があるので気候のよいときに登山するようにしましょう。おすすめの登山シーズンはツツジが美しい5月やシャクナゲが見頃をむかえる7月上旬、10月から11月にかけての紅葉の時期です。

県立自然公園にある

五葉山は岩手の県立自然公園の中にあります。公園内には貴重なヒノキアスナロの原生林やシャクナゲの群落があり、自然がとても豊かです。春にはツツジがさきほこり絨毯のように一面がツツジで満開になりますし、秋の紅葉も大スケールで圧巻です。また、ホンシュウジカやニホンザルなど珍しい動物もいるのでおすすめです。

山頂近くにヒノキアスナロの原生林

五葉山の岩手県立自然公園は巨石が多いことでも有名ですが、山頂付近にはヒノキアスナロの原生林もあります。頂上の日の出石の周りにお生い茂っており、日本三大美林のひとつともいわれているヒノキアスナロですが、枯死しても芯まで腐らないほどの耐久性がなく、木材としてもヒノキにひけをとらないとも言われています。

北限のホンシュウジカが住む公園

五葉山はホンシュウジカが住む北限の公園としても有名です。シカは江戸時代までは岩手県北部まで分布していましたが、明治以降は狩猟によってほとんど姿を消しました。残るは五葉山となったときに「北限のシカ」という名前が与えられ公園で保護されました。現在は公園内のシカの数が増えすぎないように調整がなされています。

ニホンザルもいる

五葉山の岩手県立自然公園にはホンシュウジカだけでなくニホンザルも住んでいます。岩が多い五葉山ですが、豊かな自然に囲まれているので住みやすい環境だと考えられます。公園内で見かけても決してエサはあげないように気をつけましょう。

四季折々の景色を楽しもう!

五葉山は登山の何度が低い初心者でも気軽に登れる山であるだけでなく、四季折々の景色が楽しめておすすめです。春はツツジ、初夏は石楠花、秋は紅葉と年中を通して美しい光景を見ることができます。季節に応じて見られるものとおすすめの場所をご紹介します。

春のツツジ

五葉山の赤坂峠から畳石にかけて群生しているのが、ツツジです。毎年5月下旬から6月上旬にかけて見頃をむかえます。赤く広がったツツジの絨毯は美しく多くの人が訪れます。赤坂峠は五葉山の代表的な登山口で広い駐車場、水飲み場、トイレがあります。

夏のシャクナゲ

7月上旬に見頃をむかえる石楠花は他の山域では見られない素晴らしい美しさです。その美しさは田中澄江監修の「花の百名山」に五葉山は石楠花の花で選ばれているほどです。頂上付近にあるしゃくなげ荘周辺や山頂の南西にあるお花畑で見ることができます。

秋の紅葉

10月上旬から楽しむことができる五葉山の紅葉は見晴らしの良い山頂から眺めたり、登山しながら眺めたりするのがおすすめです。特に山頂から日の出岩方面を望んだ紅葉の風景はスケールの大きさに感動します。登山しながらお気に入りの紅葉スポットを探してみるのも良いですね。

五葉山にはピラミッドがある?

五葉山といえば古代ピラミッドを思い浮かべる人もいます。日本ピラミッド伝説というものがあり、古代に作られたピラミッドが残っていて今は山の形として残っているといわれています。そしてそのピラミッドがエジプトのピラミッドやマヤのピラミッドを作る際に参考にしたともいわれているのです。

あるのは巨石群

五葉山は巨石がたくさんあることで有名です。駐車場にある登山路の入り口から少し上ったところにも台状の巨石があり、頂上まで登山していくと六畳ぐらいの大きさの巨石や頂上最大のモニュメントである日の出岩などが見れます。

五葉山ピラミッド伝説?

登山道の入り口から頂上にたどり着くまで数えきれないほどの巨石があることから、五葉山は古代のピラミッドだったといっても過言ではありません。全国各地にピラミッドだといわれている山はたくさんありますが、もしかしたら五葉山が古代ピラミッドのお手本となったかもしれませんね。

おすすめ登山ルートは?

登山の難易度が低く、初心者でも比較的楽に登れるということで有名な五葉山。いくつか登山ルートがあるのをご存知でしょうか。ここではいくつかある登山ルートをご紹介します。おすすめの登山ルートや山小屋の情報についてもお伝えしますのでぜひチェックしてください。

ルート①赤坂峠登山口ルート

赤坂峠登山口からの登山ルートは、五葉山登山で最も登山者が多いコースです。起伏が大きくないので難易度が高くなく、畳石や展望地を通って頂上へ行くことができます。初めて五葉山を訪れる方におすすめのルートです。頂上についたら山小屋近くの清水で手を洗うとすっきりします。赤坂峠登山口ルートの釜石側入り口は唐丹町荒川にあります。

所要時間は2時間程度

赤坂峠登山口から五葉山頂上までは約2時間です。頂上周辺の山小屋や巨石などでの休憩を含めると5~6時間で戻ってくることができます。赤坂峠登山口ルートは整備が比較的行き届いており、洗堀されたところに砂袋があるので歩きやすくなっています。

畳石と休憩のためのベンチ

五葉山の赤坂峠登山口ルートは登山初心者にも安心な休憩スポットがいくつかあるのも安心です。登山開始から約40分で畳石にたどり着きます。その他も途中に休憩のためのベンチがあるので適宜利用しましょう。山頂付近の山小屋も活用しましょう。

ルート②楢ノ木平ルート

楢ノ木平ルートは、五葉山を自分のペースで自然と触れ合いながら登山したい人におすすめのルートです。難易度はこちらもそれほど高くなくヒカリゴケや野生のシカを見ながら登ることができます。また登山している途中で不思議な形の木や岩に出会うこともあります。

所要時間は2時間半程度

五葉山の楢ノ木平ルートは登山口から頂上まで約2時間半です。標高800メートルからスタートして1,300メートル地点まで登るので赤坂峠登山口ルートよりは難易度が上がりますが、それでも初心者でも登れるルートになっています。

ブナの原生林を登ろう!

ブナの原生林の中を登山できるのが五葉山の楢ノ木平ルートの魅力といっても過言ではありません。白神山地系の美しいブナの原生林を楽しく登山しながら見ることができます。

疲れたら山小屋で休憩を!

難易度が低い初心者向けの山といわれている五葉山ですが、疲れたときには適宜休憩をとることが大切です。五葉山には山小屋があり、登山者はそこで休むことができます。

しゃくなげ荘は避難小屋

しゃくなげ荘は頂上付近にある避難小屋で、約50人が宿泊することもできるようになっています。山小屋の前には清水が湧いているので夏はそこで手や顔を洗うとすっきりします。また、山小屋の周辺には初夏になると石楠花が群生しているので見頃をむかえます。

大松ルートは通行止め?

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五葉山にある登山ルートにある中で事前に確認が必要なのが、大松ルートです。こちらは倒木により通行できないとされています。何度も五葉山に登山している方で大松ルートで登ってみたいという方は釜石市産業振興部商業観光課に問い合わせてみることをおすすめします。

冬に閉鎖する施設に注意!

冬に五葉山に登山する人にぜひチェックしていただきたいのが冬期閉鎖する施設です。山頂にある山小屋のトイレは冬期になると閉鎖します。登山する場合は携帯トイレ等を持参するようにしましょう。

五葉山には温泉がある!

登山した後にあると嬉しいのがお風呂。特に周辺に温泉があると最高ですね。五葉山の麓には日帰り温泉を楽しめる温泉施設があります。泉質や効能など含め詳しく見ていきましょう。

しゃくなげの湯っこ 五葉温泉

五葉山の麓にあるしゃくなげの湯っこ 五葉温泉は、五葉山登山した後にぜひ立ち寄りたい日帰り温泉施設です。温泉だけでなく食事や買い物も楽しめることで人気です。

五葉山の麓にある

しゃくなげの湯っこ 五葉温泉は五葉山の麓にある日帰り温泉施設です。館内には無料の貸し自転車やバーベキューコーナーなどがあります。また、JR大船渡駅前から無料のシャトルバスの運行も行っているので公共交通機関で五葉山を訪れる人にもおすすめのスポットです。

日帰り温泉

しゃくなげの湯っこ 五葉温泉は、三陸沿岸では初めての深層から湧いている天然温泉です。別名美肌の湯と呼ばれています。浴室内には人気のサウナと水風呂もあります。

五葉山の深層2,000mから湧く天然温泉

温泉は五葉山の深層2,000mから湧く天然温泉です。アルカリ性のお湯で肌がつるつるになると特に女性におすすめしたい温泉です。浴室にシャンプーとボディーソープが備え付けられており、タオルも貸しタオルと販売タオルから選べるので手ぶらで気軽に訪れることができて便利です。

泉質は?

しゃくなげの湯っこ 五葉温泉の泉質はアルカリ性単純温泉です。五葉山の深層から湧いており、そのままのお湯に入ることができるので贅沢な時間を過ごせます。

効能は?

しゃくなげの湯っこ 五葉温泉の効能は神経痛や筋肉痛などがあります。また、うちみや冷え性、慢性消化器病や疲労回復、健康増進にもよいとされています。

営業時間

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しゃくなげの湯っこ 五葉温泉は午前10時から午後9時まで営業しています。最終入館時間は設けていませんが、午後9時には閉館なので余裕をもって訪れることをおすすめします。

利用料金

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しゃくなげの湯っこ 五葉温泉の利用料金は大人が600円、小学生が300円です。未就学児は無料で利用することができます。貸タオルは100円、販売タオルは210円なので必要な人は受付で申し出てください。

施設案内

しゃくなげの湯っこ 五葉温泉には温泉だけでなく食事や休憩ができる場所もあります。入浴後に利用してゆっくりとくつろぎましょう。

食事処

入浴後はついついお腹が空いてしまうもの。しゃくなげの湯っこ 五葉温泉の食事処には定番のラーメン類や丼ぶりもの、定食などをいただくことができます。店内はとてもおちついた雰囲気なのでゆっくりいただくことができます。また、登山や入浴だけでなく、食事のみの利用も可能ですので気軽に立ち寄ってみてください。

おすすめメニュー①ヘルシーきびソフトクリーム

おすすめメニューひとつめは、ヘルシーきびソフトクリームです。岩手県が雑穀生産量日本一であることから、地元日頃市地区で採れたきび粉を練りこんだソフトクリームが販売されています。きびは栄養価が高く、動脈硬化や高血圧の予防に良いとされています。

おすすめメニュー②ひっつみ

岩手の代表的な郷土料理のひとつ、ひっつみもこちらでいただくことができます。ひっつみとは手でこねた小麦粉を薄く手で伸ばしてちぎり、醤油ベースの汁で根菜やきのこ、鶏肉と一緒に煮こんだものです。ひっつみは手で引きちぎるという岩手の方言「ひっつむ」に由来しています。

お休み処

温泉に入った後は、のんびり休める72畳の休憩スペースを利用しましょう。無料で開放されており、畳の上で横になることもできます。待ち合わせや一休みしたい方には明るい吹き抜けがある広いホールがおすすめです。自動販売機やゲーム機があります。

団体客用もある

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休憩できるスペースはお休み処だけでなく、団体客専用の場所もあります。ふれあいホールと呼ばれる場所で、費用はかかりますが他の団体を気にすることなくくつろぐことができます。

お土産処

休憩スペースのホールの隣にはお土産処もあります。大船渡市だけでなく近郊地域の特産物や岩手のお土産を購入することができます。新鮮な野菜もたくさん並んでいるのでぜひ立ち寄ってみましょう。

お土産を買おう!

お土産処には特産品や農産物がたくさんありますが、フロントでも旅のお土産を買うことができます。被災地支援の商品や五葉温泉のオリジナルタオルなどもあり、旅の記念になりそうです。

五葉山の詳細情報

最後に五葉山の詳細情報をまとめます。初心者向けの山とはいえ、油断は大敵。あらかじめルートやアクセス方法などについても確認しておきましょう。

装備は整えていこう!

五葉山は難易度が低めの山ですが、山登りには変わらないので初心者の人にとっては大変に感じる箇所もあるかもしれません。履きなれた靴や水分や軽食、気温の変化に対応できる服装など登山に必要な最低限の装備は整えていきましょう。冬場は特に携帯トイレを持っていくと安心です。

アクセス詳細

五葉山の最寄り駅はJR盛駅で駅から車で約35分です。路線バスは通っていないので、公共交通機関を利用する人はタクシーやレンタカーを利用するようにしましょう。赤坂峠登山口から山頂までは約2時間です。車で訪れる場合は、北上江釣子ICから約140分です。

駐車場は?

五葉山の赤坂峠登山口には駐車場があります。整備はあまりされていませんが、駐車台数も約50台と多く料金が無料なので気軽に利用することができます。

利用できる施設は?

五葉山で利用できる施設は9合目にある避難小屋のしゃくなげ荘です。水飲み場とトイレがあり、利用することができます。なお、トイレは冬場は閉鎖されるので注意しましょう。また周辺には世界遺産の橋野鉄鉱山や釜石大観音、碁石海岸や滝観洞もあるので時間に余裕のある方は少し足を延ばして訪れてみてください。

「五葉山」基本情報

名称 五葉山
住所 岩手県大船渡市・釜石市・気仙郡住田町
アクセス JR盛駅または三陸鉄道唐丹駅からタクシーを利用して約35分
JR盛駅からはレンタカーも利用可能
北上江釣子ICから約140分
料金 無料
ホームページ https://www.rinya.maff.go.jp/j/kokuyu_rinya/
kokumin_mori/katuyo/reku/rekumori/goyozan.html
備考 無料駐車場約50台あり
頂上付近に休憩可能な山小屋あり

美しい花や貴重な原生林を楽しもう!

美しい花や紅葉をはじめ、貴重なブナの原生林を楽しむことができる五葉山は初心者でも楽しめる森林であふれています。ツツジやシャクナゲが満開になる時期や紅葉シーズンにぜひ訪れてみてください。そして登山の後には温泉に入っておいしい郷土料理をいただきましょう!

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この記事のライター
nanairohatch
地元奈良が大好きな東京都民です。趣味は神社仏閣巡り、今年は車で北海道キャンプ旅行を企画中!

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