2019年11月14日公開
2020年09月17日更新
北海道の活火山一覧!噴火の危険性をランク毎に解説!観光情報も!
温泉天国の北海道、その裏には活火山の存在があり、日本に110箇所ある火山のうち18個が北海道に点在し、今この瞬間も熱い煮えたぎる火山が山の奥深くで活発に息をしています。その活火山の危険性をランク毎に解説、火山の恩恵を受けた観光地も併せて一覧でご紹介します。

北海道の活火山を紹介!
地球上の長い歴史の中、今も地球の心臓部から受けるエネルギーで地中深く息をし続け、山の所々で噴煙を上げている北海道の危険な活火山、普段はどのような表の顔で存在し北海道の各地元に溶け込んでいるのか、いつその破壊的で危険な裏の顔を見せるのか、活火山の特徴を一覧でご紹介します。
北海道は活火山が多い
世界の火山大国第4位にランクインする108個もある火山列島日本、1位はアメリカで174個、2位のロシアが165個、3位のインドネシアが130個、5位がチリで106個となり、世界の7%以上が日本に点在し18個が北海道にあります。
アメリカやロシアの大国に多くが存在するのは理解しやすいですが、日本やチリのような小国で細長い地形に、大国と大差ない数の火山が多いのは、ある意味神秘的です。
ランク別・活火山の噴火の危険性
活火山の危険度は、火山の活動度指数でランク分けされていて、下記表にあるその分類の言葉だけを見るとクエッションな部分が多いですが、要約すると「過去100 年間に組織的に収集されたデータに基づく活動度指数」や「過去1万年間に地層に残るような規模の大きい噴火履歴に基づく活動度指数を」を、ランクA~Cまで分類していることです。
又、現在噴火していたり、もしくは過去1万年以内に噴火したことのある火山を「活火山」と言い、その危険度指数だと考えていただければよいと思います。その他、火山活動度レベルの区分けとして噴火警戒レベルがあります。
【活火山ランク一覧】
ランクA | 100年活動度指数あるいは1万年活動度指数が特に高い火山 |
ランクB | 100年活動度指数あるいは1万年活動度指数が高い火山 |
ランクC | いずれの活動度指数とも低い火山 |
【火山活動度レベルの区分け一覧】
レベル5 | 極めて大規模な噴火活動等、広域で警戒が必要 |
レベル4 | 中~大規模噴火活動等、火口から離れた地域にも影響の可能性警戒が必要 |
レベル3 | 小~中規模噴火活動等、火山活動に十分注意する必要がある |
レベル2 | やや活発な火山活動、火山活動の状態を見守っていく必要がある。 |
レベル1 | 静穏な火山活動、噴火の兆候はない。 |
レベル0 | 長期間火山の活動の兆候がない。 |
ランクA
日本の108個の活火山のうち、ランクAの活火山が以下13個あり、北海道の活火山が一覧でご紹介する4個です(十勝岳、樽前山、有珠山、北海道駒ケ岳)。
その他、北海道外の活火山9個です(浅間山、伊豆大島、三宅島、伊豆鳥島、阿蘇山、雲仙岳、桜島、薩摩硫黄島、諏訪之瀬島)。
ランクB
日本の108個の活火山のうち、ランクBの活火山が以下36個あり、北海道の活火山は一覧でご紹介する6個です(知床硫黄山、羅臼岳、摩周、雌阿寒岳、恵山、渡島大島)。
その他、北海道外の活火山30個です(岩木山、十和田、秋田焼山、岩手山、秋田駒ヶ岳、鳥海山、栗駒山、蔵王山、吾妻山、安達太良山、磐梯山、那須岳、榛名山、草津白根山、新潟焼山、焼岳、御嶽山、富士山、箱根山、伊豆東部火山群、新島、神津島、西之島、硫黄島、鶴見岳・伽藍岳、九重山、霧島山、口永良部島、中之島、硫黄鳥島)。
ランクC
日本の108個の活火山のうち、ランクC活火山が以下36個あり、北海道の活火山は一覧でご紹介する8個です(アトサヌプリ、丸山、大雪山、利尻山、恵庭岳、倶多楽、羊蹄山、ニセコ)。
その他、北海道外の活火山28個です(恐山、八甲田山、八幡平、鳴子、肘折、沼沢、燧ヶ岳、高原山、日光白根山、赤城山、横岳、妙高山、弥陀ヶ原、アカンダナ山、乗鞍岳、白山、利島、御蔵島、八丈島、青ヶ島、三瓶山、阿武火山群、由布岳、福江火山群、米丸・住吉池、池田・山川、開聞岳、口之島)。
日本の108個の火山のうち、ランク対象外の火山が以下23個あります(ベヨネース列岩、須美寿島、孀婦岩、海形海山、海徳海山、噴火浅根、北福徳堆、福徳岡ノ場、南日吉海山、日光海山、若尊、西表島北北東海底火山、茂世路岳、散布山、指臼岳、小田萌山、択捉焼山、択捉阿登佐岳、ベルタルベ山、ルルイ岳、爺爺岳、羅臼山、泊山)。
海底火山や北方領土の火山については、陸上の火山と同等のランク分けを行うには、データが不足していることから対象外となるそうです。
北海道の活火山一覧【Cランク】
北海道最北端の宗谷岬や稚内に近くに位置する「利尻山」、旭川の層雲峡や天人峡エリアにある「大雪山」、俱知安町エリアにある蝦夷富士と呼ばれる「羊蹄山」、千歳市近隣の支笏湖を生み出した「恵庭岳」、登別温泉を形成した「倶多楽」など、北海道にある8つの活火山ランクCの山々を以下一覧でご紹介します。
北海道の活火山①利尻山
日本最北の地、稚内より約20キロ離れた場所にある円形の島「利尻島」。この島の象徴とも言えるのが『利尻山』。#利尻山#利尻島 pic.twitter.com/HQZRZcXz98
— 北海道LOVERS (@hokkaidolovers_) October 11, 2019
長い歴史の中20万年前頃に活動を開始した「利尻山」、噴出物の性質・噴出率を変化させながら主要な火山体を形成させたが、北海道北部まで火山灰を降下させる主要な活動は、歴史的にみると8000年前以降は発生していませんので比較的危険度は少ないと考えられます。
又、標高1721mの別名「利尻富士」とも呼ばれる有名な利尻山は日本百名山百選では北の秀峰として選ばれ頂上からの絶景を楽しみに訪れる観光客が多い美しすぎる山です。
利尻山の基本情報
利尻山は利尻富士とも呼ばれる、利尻島の独立峰である。日本百名山に選定されている。有史以来火山活動の記録は無い。山頂部を中心に侵食が著しく進み、火口などの顕著な火山地形は失われている。山容が美しい点がシコれるポイント(北海道) pic.twitter.com/vrcvnntY4X
— シコれる地形bot (@landform_bot) February 11, 2015
【名称】 | 利尻岳(利尻山・利尻富士) |
【所在地】 | 北海道利尻郡利尻富士町利尻町/利尻富士町 |
【登山届出先】 | 北海道警察 旭川方面本部 地域課 0166-35-0110 |
【標高】 | 1719m |
【火山形式】 | 成層火山、火砕丘、溶岩ドーム、マール |
【主な岩石】 | アルカリ玄武岩、玄武岩、玄武岩質安山岩、 安山岩、粗面安山岩、デイサイト |
【活火山ランク】 | C |
【噴火警戒レベル】 | 登山時期に参考情報HPをご確認ください |
【登山適期】 | 6月中旬~9月中旬 |
【参考情報】 | https://www.momonayama.net/index.html |

北海道の活火山②大雪山
【大雪山・旭岳の紅葉】北海道
— あなたの知らない世界の絶景 (@superbview777) November 10, 2019
8月下旬から紅葉が始まる! pic.twitter.com/H7x0Z198bE
20以上の成層火山や溶岩ドームから山々が形成されている「大雪山」、そのうち8峰は環状に配列され、山々の中央には小型のカルデラ「御鉢平(直径2km)」が存在します。北海道最高峰の「旭岳」は大雪火山群中では最も広く溶岩を流出させた山で、西斜面には馬蹄型の地獄谷があり、火口底には危険な噴気孔が多数存在します。
又、大雪山は「神々が遊ぶ庭」と呼ばれる神秘的な有名な山で、そのスケールの大きさとダイナミックな自然に魅了され、絶景を楽しみに訪れる観光客が多い美しすぎる山です。
大雪山の基本情報
旭岳(非世界遺産)(日本)-北海道にある道内最高峰の火山。大雪山連峰の主峰で標高2,291m。東川町の旭岳温泉から標高1,600mの姿見の池(画像)までロープウェイがあり、比較的手頃な登山が楽しめるとあって、多くの登山者が訪れる。#旅したくなるフォト pic.twitter.com/RfcEyuwsdB
— いつか行きたい!憧れの世界遺産! (@itukaikitai_) September 24, 2019
【名称】 | 大雪山 |
【所在地】 | 北海道上川郡東川町勇駒別 |
【登山届出先】 | 北海道警察 旭川方面本部 地域課 代表:0166-35-0110 |
【標高】 | 2291m |
【活火山ランク】 | C |
【噴火警戒レベル】 | 1 |
【登山適期】 | 6月下旬~9月下旬 |
【参考情報】 | https://www.momonayama.net/index.html |

北海道の活火山③アトセヌプリ
硫黄山登山!
— 江り香 (@smacksRs_LDH) November 10, 2019
硫黄の噴出口の近くを通る😳 pic.twitter.com/ydwlqRUORy
別名「硫黄山」と呼ばれる「アトセヌプリ」、 東西26km、南北20kmに渡る屈斜路カルデラの中央部に位置するカルデラと、長い歴史の中でカルデラ形成後にその内外に噴出した10個のデイサイトで形成された溶岩ドーム群で、昇華硫黄を主体とした硫黄鉱床が形成され、現在も危険な噴気活動が多い状況です。
又、北海道の道東にある屈斜路湖と摩周湖の間に位置する「川湯温泉」の湯元でも有名で、今も活動的に噴気を上げる姿や、硫黄の結晶の輝きを放つ姿を見に訪れる、観光客が多い美しすぎる山です。
アトセヌプリの基本情報
硫黄山。
— ishi (@kishy01) September 24, 2019
これ見るとこのあたり一帯が火山帯っていうのがよくわかる。
温泉が多いはずだよね~ pic.twitter.com/dAH1O3wheh
【名称】 | アトセヌプリ |
【所在地】 | 北海道川上郡弟子屈町 |
【電話番号】 | 015-483-2670(川湯観光案内所) |
【標高】 | 512 m |
【活火山ランク】 | C |
【火山形式】 | 溶岩ドーム、カルデラ、成層火山 |
【主な岩石】 | デイサイト、流紋岩、安山岩 |
【噴火警戒レベル】 | 登山時期に参考情報HPをご確認ください |
【登山適期】 | 4月中旬~11月中旬 |
【参考情報】 | http://kankojapan.jp/hokkaido/doto/atosanupuri.html |

北海道の活火山④丸山
東大雪の一番南の一角にいるというこの感覚 pic.twitter.com/jJ3jlDsDv5
— red_sugar (@sakemaro_red) April 27, 2019
主山体は輝石安山岩の溶岩と火砕岩からなる「丸山」、直径2.5㎞、比高約600mの小型火山で、1.2㎞にわたり、小爆裂火口9個と、直径130~300m大型の爆裂火口3個があり現在も噴気が多い状況です。
又、「丸山」は東大雪の山でただ1つの火山で、大雪山系の山は有名人気登山スポットですが、丸山には整備された登山道は無く、五ノ沢を遡行するコースと六ノ沢を遡行するコースが一般で、近くを通過するものがいても登山を行うものがいない孤独な山です。
丸山の基本情報
今日は国民宿舎東大雪山荘で休むことにしました。
— kota ? (@Kouta06M) August 31, 2019
トムラウシ温泉、きもちかった✨ pic.twitter.com/fShH6wXBou
【名称】 | 丸山 |
【所在地】 | 北海道上川郡新得町・河東郡上士幌町 |
【登山届出先】 | 不明 |
【標高】 | 1692 m |
【火山形式】 | 成層火山、溶岩ドーム |
【主な岩石】 | 安山岩、デイサイト |
【活火山ランク】 | C |
【噴火警戒レベル】 | 不明 |
【登山適期】 | 整備された登山道は無い |
【参考情報】 | https://ja.wikipedia.org/wiki/丸山_(北海道十勝支庁) |
北海道の活火山⑤羊蹄山
羊蹄山が綺麗でした✨ pic.twitter.com/XLz39szk2W
— minmint0605 (@minmint0605) November 11, 2019
標高1898mの円錐形の成層火山の「羊蹄山」、羊蹄山の活動は、長い歴史の中5~6万年前から溶岩流を繰り返し噴出し、火砕流や山体崩壊も発生させた危険な活火山です。山頂には直径700mの火口があり1万年以降に噴火活動があったと考えられていますが、現在の噴気活動は認められていません。
又、「羊蹄山」は、北海道人なら誰もが知る有名な蝦夷富士と呼ばれる日本百名山にも選ばれた円すい形の山で、その美しさに惹かれて訪れる観光客が多い山です。
羊蹄山の基本情報
世界のカルデラ界は強豪がひしめいているので見た目の評価は厳しくなりがちだけど、日本だと例えば洞爺湖カルデラはなかなか良い線をいっていると思う。背後に羊蹄山というThe安山岩質の成層火山があって、島弧感が出ているのがポイント高い。(実際のテクトニクス環境はもっと複雑だけど) pic.twitter.com/3zQkUChTi6
— ⚒F. IKGM🌋 (@geoign) November 19, 2017
【名称】 | 後方羊蹄山(蝦夷富士) |
【所在地】 | 北海道ニセコ町・倶知安町・喜茂別町・真狩村・京極町 |
【登山届出先】 | 北海道警察本部 地域部地域企画課 代表:011-251-0110 |
【標高】 | 1893m、 |
【火山形式】 | 成層火山、火砕丘 |
【主な岩石】 | 玄武岩質安山岩、安山岩、デイサイト |
【活火山ランク】 | C |
【噴火警戒レベル】 | 登山時期に参考情報HPをご確認ください |
【登山適期】 | 6月下旬~9月下旬 |
【参考情報】 | https://www.momonayama.net/index.html |

北海道の活火山⑥ニセコ
今日も快晴です。ぐりぐらと秋のニセコ連峰(^_^) pic.twitter.com/gFXcT0O7vh
— ゲストハウスぐりぐら (@nisekogurigura) October 6, 2015
長い歴史の中200万年前から活動している「ニセコ」、東西25km、南北15kmに分布するニセコ火山群が連なり、安山岩質の溶岩流や溶岩ドームを主体としている活火山群です。最新の火山活動は7000年前の噴火で形成されたイワオヌプリ火山で、現在は危険度は少ないと考えられます(時期は諸説あります)。
又、ニセコはニセコアンヌプリを筆頭にした山々が美しく、そこから眺める景色の壮大さもあり、ニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定されています。夏は登山者が多く、冬はスキーで有名で、スキーヤーで溢れている観光地です。
ニセコの基本情報
ニセコ山系イワオヌプリ(硫黄山)に登りました。ニセコアンヌプリのすぐ隣。やっぱり火山登山は楽しいな〜 pic.twitter.com/RXHgAdAzhT
— コメット💫 (@cometz33) July 10, 2019
【名称】 | ニセコアンヌプリ |
【所在地】 | 北海道ニセコ町・倶知安町 |
【電話番号】 | 0136-44-2121 |
【標高】 | 1309 m(ニセコアンヌプリ山頂) |
【火山形式】 | 成層火山、溶岩ドーム |
【主な岩石】 | 安山岩、玄武岩質安山岩 |
【活火山ランク】 | 活火山であることに留意 |
【噴火警戒レベル】 | 活火山であることに留意 |
【登山適期】 | 問い合わせ必要 |
【参考情報】 | https://www.jalan.net/kankou/spt_01395ab2010003590/ |

北海道の活火山⑦恵庭岳
恵庭岳も雪化粧⛄ pic.twitter.com/F1xCH9XCzQ
— ドラぽん(タカぽん) (@W1pNGbGF6aSUma3) November 10, 2019
北海道の有名湖の支笏湖を生み出した「恵庭岳」、長い歴史の中15000年前を最後に3回にわたる大規模な軽石噴火の後、輝石安山岩の溶岩流出によって形成され、現在も爆裂火口で噴気多い状況ですが、比較的危険度は少ないと考えられます。
又、「恵庭岳」は気軽に日帰り登山できる山で、四季問わず多くの人で賑わい、支笏湖周辺のダイナミックな大自然や温泉を求めて多くの人が足を運ぶ観光地です。
恵庭岳の基本情報
支笏湖洞爺国立公園内の特別保護地区内にあるオコタンペ湖🏞
— akuwa (@banbi170) November 3, 2016
恵庭岳🌋の火山噴出物により出来た湖で北海道三大秘湖✨✨✨
晴れた日は湖面がコバルトブルーに輝きキレイです😊🔆 pic.twitter.com/NzJ2tJX48I
【名称】 | 恵庭岳 |
【所在地】 | 北海道千歳市・恵庭市 |
【電話番号】 | 0123-25-2404 |
【標高】 | 1320 m |
【火山形式】 | 成層火山、溶岩ドーム |
【主な岩石】 | 玄武岩質安山岩、安山岩、デイサイト |
【活火山ランク】 | 活火山であることに留意 |
【噴火警戒レベル】 | 活火山であることに留意 |
【登山適期】 | 問い合わせ必要 |
【参考情報】 | https://www.jalan.net/kankou/spt_01224ab2010002796/ |
【備考】 | 山頂岩塔部は崩落中で不安定にて、立ち入り禁止 |

北海道の活火山⑧倶多楽
倶多楽湖
— たこルカさんV4X (@takolukasan) May 4, 2017
火山の噴火後にできた感じの穴か pic.twitter.com/dvX7GMbQj4
長い歴史の中4万年前までの活動により直径3kmの円形のカルデラが生じた「倶多楽」、約8~4.5万年前に複数の火口で火砕流を伴う大規模な噴火が繰り返された活火山です。登別火山は倶多楽火山の西麓にある後カルデラ火山で、地獄谷や大湯沼などの爆裂火口群は現在も噴気活動多い状況にあります。
又、日本で一番丸い湖「倶多楽湖」を生み出し、日本で2番目に透明度の高い湖で有名で、「倶多楽湖」に生息する貴重な動植物や、日本有数の温泉である登別温泉に多くの人が足を運ぶ観光地です。
倶多楽の基本情報
倶多楽火山の火口湖(倶多楽湖)
— 山本八重さん@会津問屋 (@aizu_sniper_yae) October 10, 2014
こんなに静かな湖だけど常時観測対象47活火山の一つ。
この火山の外縁が地獄谷のある登別温泉。 pic.twitter.com/YUgoHQRzya
【名称】 | 倶多楽 |
【所在地】 | 北海道登別市、北海道白老町 |
【電話番号】 | 0144-82-2216 (白老駅前観光案内所) |
【標高】 | 549 m |
【火山形式】 | 成層火山、カルデラ、溶岩ドーム、火砕丘 |
【主な岩石】 | 玄武岩、玄武岩質安山岩、安山岩、デイサイト、流紋岩 |
【活火山ランク】 | 活火山であることに留意 |
【噴火警戒レベル】 | 1 |
【登山適期】 | 問い合わせ必要 |
【参考情報】 | https://shiraoi.net/spot/倶多楽湖/ |

北海道の活火山一覧【Bランク】
硫黄山に咲くシレトコスミレが有名な「知床硫黄山」、世界遺産にも登録されている自然豊かな「羅臼岳」、摩周ブルーに輝く摩周湖がある「摩周」、日本百名山にも選定されいる「雌阿寒岳」、道立自然公園に指定されている「恵山」、日本最大の無人島「渡島大島」の活火山Bランクに指定されている6山を一覧でご紹介します。
北海道の活火山①知床硫黄山
ただいま、知床硫黄山山頂😀
— さんた (@SantaKlx) September 22, 2019
写真は知床半島と知床岳😀
# pic.twitter.com/p1ou5QcWQh
長い歴史の中24万年前から活動を開始した「知床硫黄山」、知床半島に存在する第四紀火山のうちで最も大きく、山頂部に2つの爆裂火口があり、南側の火口底近くには溶岩ドームが生成され、中腹の爆裂火口は今も噴気が多い状況ですが、現在は比較的危険度は少ないと考えられます。
又、硫黄山に1か月のみ咲くプレミアムな「シレトコスミレ」を観覧しに多くの登山客が足を運ぶ山です。
知床硫黄山の基本情報
フレペの滝展望所からの知床連山。羅臼岳(右)から知床硫黄山(左)までくっきり! pic.twitter.com/LcipRaf8II
— Tip (@HugeDwarf) February 9, 2019
【名称】 | 知床硫黄山 |
【所在地】 | 北海道斜里郡斜里町・目梨郡羅臼町 |
【登山届出先】 | 0152-24-2114 |
【標高】 | 1562 m |
【火山形式】 | 成層火山、溶岩ドーム |
【主な岩石】 | 玄武岩質安山岩、安山岩、デイサイト |
【活火山ランク】 | 活火山であることに留意 |
【噴火警戒レベル】 | 活火山であることに留意 |
【登山適期】 | 6/19~9/27 |
【参考情報】 | http://center.shiretoko.or.jp/guide/iouzan/ |

北海道の活火山②羅臼岳
10/15 知床峠
— 知床世界遺産センター (@shiretoko_whc) October 17, 2019
天気が良かったため羅臼岳や国後島といった美しい景色が広がっていました。
羅臼岳は冠雪が進んでおり、秋から冬への移り変わりを実感します。 pic.twitter.com/UY7rydJIeE
輝石安山岩の溶岩や火砕岩からなる成層火山の「羅臼岳」、基盤の中新世の流紋岩・安山岩が標高900mまで露出している山で、知床硫黄山と連なっている山麓に温泉が湧き出ている活火山ですが、現在は比較的危険度は少ないと考えられます。
又、世界遺産にも登録されている自然豊かなこの地にそびえる火山群の主峰で、日本百名山、花の百名山、新花の百名山にも登録されていることで有名で、登山客に大人気の観光地です。
羅臼岳の基本情報
北海道の知床半島にある「羅臼岳」山頂から
— S. Chiba (@Shigeki_Chiba) August 30, 2019
今年は、休みの日にスキー連盟の会議が多く行けませんでした。
今日もスキーの打ち合わせがあり登山には行けません。 pic.twitter.com/xcuJNWeWA5
【名称】 | 羅臼岳 |
【所在地】 | 北海道目梨郡羅臼町・斜里郡斜里町 |
【登山届出先】 | 北海道警察 北見方面本部 地域課 代表:0157-24-0110 |
【標高】 | 1661m |
【火山形式】 | 成層火山、溶岩ドーム |
【主な岩石】 | 安山岩、デイサイト |
【活火山ランク】 | B |
【噴火警戒レベル】 | 登山時期に参考情報HPをご確認ください |
【登山適期】 | 6月中旬~9月下旬 |
【参考情報】 | https://www.momonayama.net/index.html |

北海道の活火山③摩周
昨日のマシューブルー(摩周岳)
— 岬.jp~オホーツク~ (@misaki_okhotsk) November 10, 2019
霧氷を期待してたんだけど無かった。 pic.twitter.com/Ath29rnNql
長い歴史の中7000年前の大規模な噴火によりカルデラを生じた「摩周」、国内有数の湖である摩周湖を生み出し、湖の真ん中には溶岩ドームのカムイシュ島があり、小成層火山の摩周岳もある活火山です。
又、摩周湖は、神の湖と呼ばれる神秘の湖で有名で、春夏秋冬1年を通して多くの観光客が訪れています。
摩周の基本情報
北海道の火山を巡ってきました
— 宮西 建礼 (@Tats_Miya) September 7, 2019
画像はアトサヌプリ、摩周湖と摩周岳、大雪山旭岳、昭和新山 pic.twitter.com/QQAJSAeZKv
【名称】 | 摩周 |
【所在地】 | 北海道川上郡弟子屈町 |
【電話番号】 | 015-482-2200 |
【標高】 | 857 m(カムイヌプリ山頂) |
【火山形式】 | 成層火山、カルデラ、溶岩ドーム |
【主な岩石】 | デイサイト、流紋岩、安山岩、玄武岩質安山岩 |
【活火山ランク】 | 活火山であることに留意 |
【噴火警戒レベル】 | 活火山であることに留意 |
【登山適期】 | 問い合わせ必要 |
【参考情報】 | https://www.jalan.net/kankou/spt_01665ab2010004018/ |

北海道の活火山④雌阿寒岳
雌阿寒岳と阿寒湖。遊覧船に乗って湖の中の島チュウルイ島に渡る。わざわざこの島に上陸したのには訳がある。ここに毬藻(まりも)がいるからだ。毬藻はなぜか阿寒湖にしか生息していない。いやいや家で育ててる人を見たとの反論もあるだろう。がそれは自然の毬藻ではない。人工的に作られた物なのだ。 pic.twitter.com/kU6tyBfnes
— toshiey (@toshiey_) November 11, 2019
玄武岩からデイサイトの成層火山群「雌阿寒岳」、中央部の火口と山頂の火口が噴気活動が盛んで、山腹、山麓に噴気孔も多い状況で、温泉も多く湧きだしている活火山です。
又、阿寒摩周国立公園内に位置し、日本百名山に選定され美しすぎる景色で有名で、登山道も整備されていることから、多くの観光客が足を運ぶ山です。
雌阿寒岳の基本情報
雌阿寒岳に登山に。
— 江面陽子 |えづらファーム (@yokoez3) October 6, 2019
火山から立ち上る煙と青い池が印象的でした。 pic.twitter.com/Uw6LKfiFwZ
【名称】 | 雌阿寒岳(メアカンダケ) |
【所在地】 | 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉 |
【登山届出先】 | 北海道警察 釧路方面本部 地域課 代表:0154-25-0110 |
【標高】 | 1499m |
【火山形式】 | 成層火山 |
【主な岩石】 | 玄武岩質安山岩、安山岩、デイサイト |
【活火山ランク】 | B |
【噴火警戒レベル】 | 1 |
【登山適期】 | 5月中旬~10月中旬 |
【参考情報】 | https://www.momonayama.net/index.html |

北海道の活火山⑤恵山
恵山
— ひぐっちゃん@B級断層 (@MosomosoFuton) September 19, 2019
火山らしい...!なんだこの怪しいハゲ山と思って撮って後で調べたら函館市の火山だった🌋 pic.twitter.com/LjYSWRwQtV
1846年の噴火で発生した泥流によって多数の死者が出た「恵山」、長い歴史の中8000年前に大規模な火砕流が発生して山麓に台地が恵山溶岩ドームも形成され、5000年前、3000年前、2500年前、600年前にも火山活動が起こり、近々では1846年と1874年に水蒸気爆発が起こるなど活動盛んな活火山です。
又、道立自然公園に指定されているほか、林野庁のレクリエーションの森(自然休養林)にも指定されており、標高300メートルの火口原駐車場まで大型バスも登ることができるので、多くの観光客が足を運ぶ山です。
恵山の基本情報
なんだかすごく気になったので、山道を登って恵山へ!
— てっぴぃ@日本を駆け回る国内専門の旅ブロガー (@tabisoudan) September 23, 2018
凄まじい火山の光景だ(((o(*゚▽゚*)o))) pic.twitter.com/hJZEmAJpw3
【名称】 | 恵山(エサン) |
【所在地】 | 北海道函館市柏野町 |
【電話番号】 | 0138-85-2336 |
【標高】 | 618 m |
【火山形式】 | 溶岩ドーム |
【主な岩石】 | 安山岩 |
【活火山ランク】 | 活火山であることに留意 |
【噴火警戒レベル】 | 1 |
【登山適期】 | 問い合わせ必要 |
【参考情報】 | https://www.jalan.net/kankou/spt_01340ab2010001701/ |

北海道の活火山⑥渡島大島
渡島大島と渡島小島が見えています。 pic.twitter.com/joldmIE0rX
— 賀曽利隆 (@kasotaka70) September 3, 2019
1741年の噴火活動で日本海側の各地に大被害を与えた「渡島大島」、直径約4km 比高2300mの成層火山で、「渡島大島」の火山活動は東山ステージ、西山ステージ、中央火口丘ステージと3ブロックに分かれている活火山です。
又、渡島大島と小島があり、大島の方は日本最大の無人島で、絶壁に囲まれて上陸できるところもなく島の内部にどのような動植物が生息するのかなど魅惑的で本物の秘境です。
渡島大島の基本情報
278年前の今日、1741年8月29日(寛保元年七月十九日)、渡島大島の大津波。
— 上川瀬名 (@Yokohama_Geo) August 29, 2019
対岸の江差、上ノ国などに大津波が襲い、死2千(3千超との説も)。渡島大島は8月18日から噴火活動中で、噴火による島の北側の山体崩壊で津波が発生したとの説が有力。渡島大島は日本最大の無人島である。地理院地図 pic.twitter.com/cBrCvNtepB
【名称】 | 渡島大島(オシマオオシマ) |
【所在地】 | 北海道松前郡松前町字大島 |
【電話番号】 | 0139-42-2275 |
【標高】 | 732 m |
【火山形式】 | 成層火山 |
【主な岩石】 | 玄武岩、アルカリ玄武岩、玄武岩質安山岩、安山岩、粗面安山岩 |
【活火山ランク】 | 活火山であることに留意 |
【噴火警戒レベル】 | 活火山であることに留意 |
【登山適期】 | 問い合わせ必要 |
【参考情報】 | https://www.jalan.net/kankou/spt_01331ab2050006422/ |
北海道の活火山一覧【Aランク】
噴煙を上げる姿が美しい「十勝岳」、ユネスコ世界ジオパークに認定されている洞爺湖がある「有珠山」、本格的な登山が楽しめる苫小牧近隣の「樽前山」、新日本三景にも選ばれている函館近隣の「北海道駒ケ岳」の活火山Aランクに指定されている4山を一覧でご紹介します。
北海道の活火山①十勝岳
旭川 宮前公園。薄日が差していて暖かい。奥に十勝岳連峰が見える。 pic.twitter.com/SJSiXEt7aP
— Keizo Okada (@okada_keizo) November 11, 2019
積雪期が長いために融雪泥流が発生しやすい「十勝岳」、古期、中期、新期の火山群に区分され、十勝岳は中期の後半に形成された溶岩ドームで、「十勝岳」は多数の火山体からなる活火山群です。
又、十勝岳登山の拠点になっている十勝岳望岳台があり、美瑛の美しい街並みや北海道ならではの大自然と噴煙を上げる姿が有名で、十勝岳を観覧しに多くの観光客が足を運ぶ山です。
十勝岳の基本情報
遠征2日目、日本百名山である十勝岳登頂!
— さとし@ 九州遠征 (@nU1QVt2KUwxHOwo) June 26, 2019
澄み切った青空の中、いつもより元気に十勝岳は活動してました。
火山の異世界感、、自然のエネルギーの何と力強さ。
昨日登ったトムラウシ山を今日反対側から望む、、何と不思議なる光景w#登山 #十勝岳 pic.twitter.com/SHFGqc41TP
【名称】 | 十勝岳 |
【所在地】 | 北海道上川郡美瑛町美瑛町/上富良野町 |
【登山届出先】 | 北海道警察 旭川方面本部 地域課 美瑛、上富良野町、富良野市側 代表:0166-35-0110 |
【標高】 | 2077m |
【火山形式】 | 成層火山、溶岩ドーム |
【主な岩石】 | 安山岩、玄武岩質安山岩、玄武岩 |
【活火山ランク】 | A |
【噴火警戒レベル】 | 1 |
【登山適期】 | 6月中旬~10月上旬 |
【参考情報】 | https://www.momonayama.net/index.html |
北海道の活火山②有珠山
北海道 有珠山 展望台 pic.twitter.com/eVKlyvsCF8
— ❁Mr.MASAKI❁ (@pizza_masaki) November 9, 2019
近年も噴火を起こしている「有珠山」、長い歴史の中、成層火山が7000~8000年前から1663年まで休止期であったが、1663年以降、マグマの性質がデイサイト質に変化し山頂部での火砕流噴火、山麓の昭和新山などの溶岩ドームの形成など爆発が頻繁に起こる活火山です。
又、ユネスコ世界ジオパークに認定されている洞爺の湖「洞爺湖」や洞爺湖温泉が有名で、多くの観光客が訪れる観光地です。
有珠山の基本情報
洞爺湖特集で触れられていた2000年の有珠山噴火。このとき誰ひとり死傷者を出さなかったのだが、ちょうどバイクで旅行している途中に噴火の瞬間を見たのだった。#ブラタモリ pic.twitter.com/KqF5pgk8Df
— 西牟田靖@『極限メシ』(ポプラ社)11月7日発売! (@nishimuta62) November 4, 2017
【名称】 | 有珠山 |
【所在地】 | 北海道有珠郡壮瞥町字昭和新山 |
【電話番号】 | 0142‐66-2121 |
【標高】 | 732 m |
【火山形式】 | 成層火山、溶岩ドーム、火砕丘 |
【主な岩石】 | 玄武岩、玄武岩質安山岩 、デイサイト、流紋岩 |
【活火山ランク】 | 活火山であることに留意 |
【噴火警戒レベル】 | 1 |
【登山適期】 | 問い合わせ必要 |
【参考情報】 | https://sobetsu-kanko.com/spot/usuzan |

北海道の活火山③樽前山
冬の樽前山。溶岩ドームが見えてますね。支笏湖からの眺め。
— しらうめ (@shiraumeizumi) November 11, 2019
(フリー素材) pic.twitter.com/c2xZkQjh56
樽の形をした溶岩ドームの「樽前山」、山頂部に直径南北1.2㎞、東西1.5㎞の外輪山があり、その中に低い中央火口丘が存在し、現在も噴気も多い状況で地熱も確認されている活火山です。
又、樽前山から見る地球上の長い歴史を感じさせる支笏湖や太平洋の眺望が美しく、本格的な登山を楽しめる山としても親しまれ、火山帯に咲く特徴的な花々を観覧しに多くの登山者が足を運ぶ山です。
樽前山の基本情報
北海道の地震によって地下圧力が増加か
— 多摩人 (@tamajinniki2) October 19, 2018
北海道・支笏湖の南側に有る活火山=樽前山
山頂から、かなり高い水蒸気噴煙を2つほど
上げ始めています
位置はいずれもこの溶岩ドーム付近です
ボッポさんやしろくまさんが出してくれている
地震活動の多さ、これだけ地震が多発してくると
やはり付近の火山も pic.twitter.com/KtEN4ukzRJ
【名称】 | 樽前山 |
【所在地】 | 北海道苫小牧市(千歳市・白老市) |
【電話番号】 | 0144-32-6448 |
【標高】 | 1041m |
【火山形式】 | 火砕丘、溶岩ドーム |
【主な岩石】 | 安山岩、玄武岩質安山岩、玄武岩 |
【活火山ランク】 | 活火山であることに留意 |
【噴火警戒レベル】 | 1 |
【登山適期】 | 問い合わせ必要 |
【参考情報】 | https://www.jalan.net/kankou/spt_01213ab2010003681/ |

北海道の活火山④北海道駒ケ岳
話しには聞いてたけど
— massa (@Shanks427) October 28, 2019
大昔はこうだったらしいね
北海道駒ケ岳 pic.twitter.com/8q2C3nG9li
長い歴史の中3万年前より以前に活動を開始した「北海道駒ケ岳」、2万年以上の休止期をおいて、約6000年前に降下火砕物と火砕流が噴出し、その後も休止・再活動を繰り返し、最後は江戸時代に再開した活火山です。
又、北海道駒ヶ岳は日本二百名山や新日本三景にも選ばれていることや、初心者でも上りやすい山で有名で多くの観光客や登山者が訪れる山です。
北海道駒ケ岳の基本情報
静穏な状態続く/本格的な登山シーズン到来を前に、北海道駒ケ岳(1131㍍)で26日、札幌管区気象台による調査観測が行われた。火山活動に異常がないか目視や機械を使って調査。昨年と比べて変化がなく、静穏な状態が続いていることを確認した。 pic.twitter.com/3Uc6uATwNv
— 函館新聞 (@hakodateshimbun) May 27, 2015
【名称】 | 北海道駒ヶ岳(ホッカイドウコマガタケ) |
【所在地】 | 北海道亀田郡七飯町/鹿部町/森町 |
【電話番号】 | 0138-67-2170 |
【標高】 | 1131 m |
【火山形式】 | 成層火山 |
【主な岩石】 | 安山岩 |
【活火山ランク】 | 活火山であることに留意 |
【噴火警戒レベル】 | 1 |
【登山適期】 | 問い合わせ必要 |
【参考情報】 | http://onumakouen.com/ |
北海道の活火山周辺の観光スポット
これまで活火山の一覧として数々の山をご案内してきましたが、活火山とは天地を揺るがす大噴火を起こした山や、これからも噴火を起こすだろう山々ですが、その恐ろしい裏の顔の反面、表の顔は火山に恩恵を授かる自然豊富な森林や湖、温泉などの有名観光スポットが存在します。
又、日本二百名山や新日本三景、ユネスコ世界ジオパークにまで認定されるエリアなど華々しいもので、危険と隣り合わせの不思議な魅力です。以下に活火山周辺の観光スポットを一覧でご紹介します。
観光スポット①硫黄山麓の噴煙
硫黄山。アイヌの言葉ではアトサヌプリ。
— レイ (@Ray_NC42) August 14, 2019
ここは活火山。温泉とガスが噴出する様を間近で見られる。 pic.twitter.com/nsWouEKwaL
裸の山と呼ばれる硫黄山(アトサヌプリ)の「硫黄山麓の噴煙」、硫黄採掘で栄えた山で、川湯温泉を不動のものにした立役者でもあります。レストハウスのある駐車場からすぐのところに噴気孔があり、音を立てながら噴煙を噴出し、硫黄の結晶がいくつも見られ、結晶に太陽の日があたると、その魅力に引き込まれます(登山禁止の山)。
硫黄山麓の噴煙の基本情報
北海道、旅の写真(6/9(土))
— _moritaya (@_moritaya) June 17, 2018
硫黄山#硫黄山 #硫黄 #結晶 pic.twitter.com/lHaxOwpODa
【名称】 | 硫黄山麓の噴煙(イオウサンロクノフンエン) |
【住所】 | 北海道川上郡弟子屈町跡佐登 |
【電話番号】 | 015-482-2200 |
【アクセス】 | 川湯温泉駅からバスで5分 |
【公式HP】 | http://www.masyuko.or.jp/ |
観光スポット②大沼湖
大沼湖にも行ってきましたよー!凍った水面がいい感じ!【駒ヶ根市】 pic.twitter.com/VwenHDQUar
— しょーりん_信州めぐり (@shorin_nagano) January 7, 2019
北海道駒ケ岳の長い歴史の火山活動により出来た湖「大沼湖」、正式名称「大沼国定公園」には、数々の動植物が生息し、春夏秋冬の景色が素晴らしく、春から冬にかけてカヌー、サイクリング、ボート、乗馬、セグウェイなど、湖面が結氷する冬には、スノーシュー、乗馬、ワカサギ釣りなど魅力的なアクティビティが充実している観光スポットです。
大沼湖の基本情報
撮影日 5月24日 PM11:00 大沼湖大島の路
— 大沼公園観光ガイド (@GuideOnuma) May 25, 2019
色々な植物の花が咲き始めました。
花たちが皆様のお越しを待っていますよ。 pic.twitter.com/KqumGoOBBe
【名称】 | 大沼湖(オオヌマコ) |
【住所】 | 北海道亀田郡七飯町字大沼町 |
【電話番号】 | 0138-67-2170 |
【アクセス】 | 大沼公園駅から徒歩で5分 |
【公式HP】 | http://onumakouen.com/ |

観光スポット③樽前山七合目展望台
樽前山七合目ヒュッテ向かいの登山口から、風不死岳→932峰→西山→東山→ヒュッテのコースを歩いてきたよ🎵
— 894(╹◡╹) (@amimono_yama) November 4, 2019
霜のついた葉が朝日を浴びてキラキラ綺麗だったよ◡̈⃝︎⋆︎*
凛とした山の空気、好きだなっ♪
今日も良い山行でした୧⃛(๑⃙⃘◡̈︎๑⃙⃘)୨⃛ pic.twitter.com/QJ4EjrNGIR
車で行くことが出来る「樽前山七合目展望台」、車を駐車してから10分ほど登山道を歩くと展望台に到着し、長い歴史の中で生まれた壮大な原生林に囲まれた支笏湖とカルデラを望めます。登山道には高山植物も多く生息し、全国・世界から絶景を楽しみに訪れる観光客が多いスポットです。
樽前山七合目展望台の基本情報
今回全然計画立てないで、てきゃとーに行ったので、時間足りず、樽前山は七合目の駐車場から徒歩10分の展望台までで諦めたんですがー、外輪山木が無くて眺望良さそうで行ってみたかったー。 pic.twitter.com/EHUfr8BnZa
— SALAD (@lupsalad) June 3, 2019
【名称】 | 樽前山七合目展望台 |
【住所】 | 北海道苫小牧市字錦岡 |
【電話番号】 | 0144-32-6111 |
【アクセス】 | 苫小牧駅から車で60分 |
【参考情報】 | https://www.jalan.net/kankou/spt_01213ad3350046377/ |

観光スポット④有珠山ロープウェイ
昭和新山の麓から出る有珠山ロープウェイ この時期は有珠山中腹の紅葉がとても綺麗で、北側には紅葉越しに洞爺湖や羊蹄山まで望める pic.twitter.com/moQhSwjKZQ
— ひと旅 (@yey156) October 22, 2019
ユネスコ世界ジオパークに認定されている有珠山の「有珠山ロープウェイ」、2000年の噴火も記憶にある方が多いと思いますが、洞爺周辺は完全復興し、お子さんなど家族連れでも気軽に楽しめる絶景観光スポットに返り咲いています。
又、大型ゴンドラで「山麓駅」と「山頂駅」を6分ほどで行き来するロープウェイで、美しすぎる景色に心奪われること間違いなしです。ロープウェイの料金、運行時間などは、以下に記載の公式HPをご確認ください。
有珠山ロープウェイの基本情報
有珠山ロープウェイ。既報のとおり、こちらの搬器では日立国際電気のFTシリーズが鎮座しておりました。151.05なので、アンテナトップはオレンジリング一本。出発前には乗客人員を送信していましたので、通話頻度はそこそこ。呼出符号は「うす1・2」で、それぞれ1・2号搬器で分けられていました。 pic.twitter.com/upPOjoAeyc
— 特車会議 (@tokusha_kaigi) May 12, 2019
【名称】 | 有珠山ロープウェイ |
【住所】 | 北海道有珠郡壮瞥町字昭和新山184-5 |
【電話番号】 | 0142-75-2401 |
【アクセス】 | 道央自動車道伊達ICから昭和新山まで車で15分 |
【営業時間】 | 8:00~18:00(季節により変動あり) |
【料金】 | 中学生以上1,600円 小学生800 ※その他団体割引などは公式HPをご確認ください |
【駐車場】 | バス:40台(1日 2,000円) 乗用車:400台 (1日 500円) |
【公式HP】 | http://www.usuzan.com |
観光スポット⑤十勝岳望岳台
十勝岳望岳台
— ゆかり (@yukari_siesta) October 19, 2019
噴煙がたなびく十勝岳に
美瑛岳・美瑛富士。
青い空に雪を被った白い山々、
色様々な黄葉との共演。 pic.twitter.com/lw29ihRuP8
文筆家で登山家の深田久弥の日本百名山の一つになっている十勝岳の「十勝岳望岳台」、2014年の御嶽山噴火をきっかけに、望岳台のレストハウスが壊れにくい施設に建て替えられました。十勝岳望岳台防災シェルターとしても機能しています。
又、美瑛や富良野の街並みを望む景色は絶景で、地上の長い歴の中で生まれた十勝岳を見ながら散歩できる遊歩道もあり、多くの観光客が訪れるスポットです。
十勝岳望岳台の基本情報
十勝岳望岳台到着〜
— クラスト_Garuda_船2&3(バイク&飯テロごく稀にプソ) (@CRUST_ship2) August 2, 2019
ほんとうにだだっ広いw pic.twitter.com/snbowhnV9r
【名称】 | 十勝岳望岳台 |
【住所】 | 北海道上川郡美瑛町白金 |
【電話番号】 | 0166-92-4321 |
【アクセス】 | 白金温泉~望岳台間のバスは廃止。 美瑛駅から車で35分 びえい白金温泉から車で10分 |
【駐車場】 | 50台、無料 |
【公式HP】 | http://www.biei-hokkaido.jp/ |

北海道の活火山の登山は十分な注意が必要
登山には、美しい絶景、貴重な高山植物、野生動物の観覧、自然豊かな森林や温泉などを楽しむ優雅で華々しい山の表の顔があります。しかし、裏の顔を見せた山が噴火を起こした場合、手の付けられない大災害となり、人の手やハイテク技術でも太刀打ちできないほどの恐ろしいパワーです。
活火山に登山をする場合、登山予定山の情報収集、緊急連絡先の登録、噴火事故に見舞われた際の避難手段など、十分な準備と注意を行い、当記事一覧もご参考の上、登山を満喫してください。
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